人生は最高におもしろい

日々の中で感じること、好きな音楽、映画、本、撮った写真とか

不思議

気がつくといつもの仲間とどこかの屋上らしきところからエレベーターに乗り込もうとしていた。

ひとりが外で何かしていて、俺はエレベーターの”開”のボタンを押した。
すると何故か扉が閉まってしまった。
え?と言った感じで先に入っていた他の仲間が俺を見ている。
「なんで閉まったんやろ」と俺は言った。
どうやら俺が押したのは”5”だったらしくエレベーターは5階に止まった。
「んじゃまた」と何故か俺は外に出ていた。
仲間はかなり不審そうに俺を見ていた。
不思議な気持ちだったが、この後彼らは4階の広間的なところに集まり、置いて来てしまった彼を待ってから解散するつもりなのだということが何故かわかった。
そしてこのマンションらしき場所が自分の住んでいる建物だということも何故かわかった。
 
エレベーターから降りたはいいが全く場所がわからない。
少し歩いてみると、喫煙室のようなガラス張りの部屋の中で見知った女の子たちがいて安堵がわき上がった。
そのうち俺が一番好きな子に、
「”4D”に行きたいんやけど場所がわからへん。連れてってや」
と言うと快く引き受けてくれた。
ただ、何故自分が”4D”などと言ったのか自分でわからない。
このマンションの造りはよくわからないが、同じ建物、同じ階の中でブロック分けがされているらしかった。
 
女の子に案内されて辿り着いた”4D”という場所はどうやら自分の見慣れた家らしかった。
道は全然覚えてないのだが、少なくとも5階ではなく4階だった。
女の子も俺の家のキッチンに座って何故かテレビを観ている。
何分経っただろうか、俺が女の子に
「俺、”4”に行きたいねんけど」
そういうと女の子は面倒くさがる様子もなく、ちょっと待ってと言った。
 
また何分経ったかわからないが、女の子はキッチンに座ったままだった。
特に長い時間が過ぎたという感覚はなかったが女の子が
「ごめんね、お待たせ」
と突然立ち上がった。
 
風景が少し霞んでいるが見慣れた自分の家の階段を降りている。
不思議だ。マンションの中なのに部屋の中に更に階段がある。俺の家なのは確かだが、キッチンは1階にあったはずだ。
そんなことを思っていると女の子が階段の壁を調べていた。
「あ、鍵穴やったらこれじゃない?」
と何故か言いながら自分も壁を見ると4つほど鍵穴があった。
何故俺は階段の壁に鍵穴がついていることを知っていたのか。
女の子は一番左端の鍵穴に鍵を刺した。
すると壁が変形して扉が開いた形になった。
中はよくわからないが光を放っている。
「行こう」
と女の子に言われるまま、俺は女の子の後をついていった。
 
気付くと薄暗いどこかの部屋にいた。
女の子は特に動じる様子もなかった。
周りにはよくわからないおっさんたちがいて、突然アナウンスが流れた。
「りんごと中島らもを繰り返すから最後の2回の中島らもの次の人が答えを言うように」
訳がわからないままでいるとみんな輪になってゲームがスタートしており、いつの間にか俺に回ってきていた。
どうやら俺が答えを言う人だったみたいで、しかも俺は何故か答えがわかったみたいで慌てて
「四隅のおっさん」
と答えた。
しかし失敗だったみたいで、左隣のメルヘンなおっさんが
「俺たちが伝えてきたことも含めて答えないといけないんだ」
と教えてくれた。なるほど、伝言ゲームか。
またゲームが始まりすぐに俺の番まで回ってきた。
左隣のおっさんがゆっくりリズムに乗って
「むちうち、アンプ、むちうち、むちうち、アンプ、むちうち、アンプ、むちうち」
と俺に伝言を回してきた。
俺は右隣の女の子に曖昧ながらも同じことを伝えた。
どうやら女の子が答えを言う番だったらしく、ゲームに成功した。
と思った瞬間に目が覚めた。 
 
 
 
 
こんなおかしな夢は久しぶりに見た。
いったい何だったんだろうか。
昨日人生やり直したいやつ俺がタイムリープしたときのこと教えるから来いという2ちゃんねるの記事を見たから起きてからすごく戦慄してしまった(笑)